みなさまこんにちは生活相談員の渋谷です(*^-^*)
今回は、居されて間もないお客様のエピソードをご紹介いたします。
これまで病院の多床室で生活をされていたお客様。
常に周囲に人の気配があり、自然と誰かと関わる環境の中で過ごされていました。
しかし、ご入居後は個室での生活となり、「一人になる時間」が増えたことで、不安や寂しさから居室で塞ぎ込まれるご様子が見られていました。
新しい環境に慣れるまでの間、誰しも不安を感じるものです。
特に、これまで当たり前にあった“人とのつながり”が急に少なくなることは、大きな心細さにつながります。
私たち生活相談員は、そんな不安と新しい生活との“架け橋”となれるよう、お客様それぞれの「好きなこと」や「得意なこと」に目を向けながら、その方らしく過ごせる居場所づくりを大切にしています。
今回は、ご本人様の趣味であった“クラフトバンド”をきっかけに、自然な交流の場づくりを計画いたしました。
生活相談員として、「まずは安心できる居場所や役割を感じていただきたい」と考え、趣味であった“クラフトバンド”をきっかけにした交流の場を計画いたしました。
まずは材料を準備し、ご本人様には“先生役”をお願いしました。
そして、手芸が得意な方や手先の器用な方を3名お誘いし、少人数でのクラフト会を開催。
当日、ご本人様が実際に作られたティッシュケースを披露されると、
「すごい!」「これ作れるようになるかな?」
「楽しみ!」
と、参加者様から歓声が上がりました。
その声を聞いたご本人様は、少し照れながらも、とても嬉しそうに微笑まれていたのが印象的でした。

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初回は“小物入れ”作りに挑戦。
器用な参加者様たちも苦戦されながら、一時間集中して作業に取り組まれていました。
今回は完成までには至りませんでしたが、「次回も楽しみだね」と自然と会話が生まれ、次につながる時間となりました。
ご入居されたばかりのお客様の多くは、新しい環境への不安や寂しさを抱えていらっしゃいます。
だからこそ私たちは、ただ生活をご支援するだけではなく、
“その方らしさ”や“得意なこと”に目を向けながら、
「ここにも自分の居場所がある」
と感じていただける関わりを大切にしています。
生活相談員として、これからもお客様同士のつながりや役割づくりを通して、安心して生活していただける環境づくりに努めてまいります。


